レポーター部の鹿嶋です。
年末に行われた「鳴く虫と郷町」関係者の反省会に続き、
1月20日(日)、レポーター部のメンバーを中心に、「鳴く虫と郷町 成果発表会&トーク」が行われました。
14時開始。
終わったら21時半!!
写真を中心に、簡単ですが報告いたします。
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「鳴く虫と郷町 成果発表会&トーク」
「鳴く虫と郷町がようやく色んな参加の在り方を模索してきた今回。レポーター部、お助け部、市民企画者など色々です。
というわけで、関わる色々な面々から見た「鳴く虫と郷町」を語ってもらおうと思います。
トークを肴にゆるゆる楽しみましょう!
定員20名
扇田音楽教室にて
酒の肴のような発表内容:
「世界デビューをした鳴く虫と郷町」坂本昇学芸員
「インターンを通して感じた伊丹の関係性」吉濱芳さん
「扇田さんからみた鳴く虫と郷町の魅力」扇田さん
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左が、坂本昇学芸員(伊丹市昆虫館)、
右が、中脇健児氏(伊丹市文化振興財団)昆虫館の坂本さん。
「ICOM-CECAアジア太平洋地区研究集会」での発表をご報告くださいました。
2012年12月1日に、アジア太平洋地区で初めて開催された研究集会に招待され、「社会とのつながり」というテーマでの事例発表で登壇されたそうです。
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個別発表【社会とのつながり3】
坂本昇、中脇健児、角正美雪、田中良尚(伊丹市昆虫館)
「地域・施設連携で街を楽しむ事業~「鳴く虫と郷町」」
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ちなみに、
ICOMは、世界137ヶ国の国と地域から3万人ほどの博物館専門家が参加する国際的な団体、
CECAは、博物館における教育や文化活動に興味関心のある会員数千人規模の国際委員会、
なんですって。
「鳴く虫と郷町」がついに世界へ!!すごい!!!
スライドが切り変わり、坂本さんの説明を聞くたび、皆から「おー!」「ほー!」と、感嘆の声があがりました。(笑)
みんな知ってることなのに。(笑)
でも、客観的に見て、改めて知る。
「鳴く虫と郷町」のすごさ。
ちなみに、国際学会なので、キャプションは全部英語。
坂本さん、すごいです!
続いて、「インターンを通して感じた伊丹の関係性」は「よしこ」こと吉濱さん。
伊丹市文化振興財団にインターンで来られている京都造形芸術大学の学生さんです。
彼女が大学で課題として行った発表をこの会でも。
その発表がとてもよかったんです!
少しご紹介します。
『伊丹の第一印象』
「実は、警戒してました」
先輩が伊丹にのめり込んでいたことが学内で話題になっていて、「伊丹に行くと何が起きるんだ??」と警戒していたそうです。(笑)
そして、大爆笑が起こったのは、
「だれが職員で、だれが趣味でやってるのかわからない!」
これ、今の伊丹の「まち」を言い当ててますね~。(笑)
言われて皆気がついたわけですが(笑)、核心をついてます!!
そして、『伊丹のここが好き!』では3つのキーワード。
「無理しない」
ちょっとくらいの、出来る範囲の無理をするというスタンスが持続する秘訣。
「オモロイ方がええやん」
緩やかに変化していくことへの積極性!
自分たちで少しずつ変化を生み出す。
「フレンドリー」
すぐに親しみを持って接する人が多いようで、吉濱さん、警戒と困惑からすくわれたそうです。(笑)
伊丹の外の人が見た伊丹とは?
それを知ることができたのはとても意義あることでした。
本当にうまく表現していて、
発表全体も、流れよくテンポよく、シンプルでわかりやすく、素晴らしかったです!!
おもしろかった!!
続いて、大阪芸術短期大学の長谷悠里さんのお話。
長谷さんは、大学で地域情報紙「キラキラ」を制作していて、その取材を兼ねて「鳴く虫と郷町」に参加。
柔らかな雰囲気が素敵な長谷さんは、
おうちの方が、できあがった情報紙をご覧になるまで、長谷さんが伊丹に何をしに行っているのかわかっておられなかったお話をされ、笑いを誘っていました。(笑)
何より爆笑を誘ったのは、最初に話されたこの会の感想。
「自分たちがやっていることなのに感心していて、やっぱり変(笑)」
また言われて気がつくメンバーでした。(笑)
いよいよ乾杯へ。
たくさんのお料理や飲みもの。
扇田さんが用意してくださったり、皆で持ち寄ったり、会費で用意したり。
食べて飲んで話して、わいわい楽しく。
昆虫館の角正さんも到着。
「鳴く虫と郷町」期間中、アントンさんで発売された、角正さんの昆虫イラスト入りアイシングクッキーは大好評でした!
そして、しばらくの歓談時間を経て、
扇田さんの発表へ。
「扇田さんからみた鳴く虫と郷町の魅力」です。
過去のパンフレット画像など、扇田さん独自で揃えられた資料や、
レポーター部の大量のブログ記事、投稿写真を時系列で丁寧にまとめてくださっていて、充実の内容!!
レポーター部の活動を思い出して、話題が尽きませんでした。
全部見せていだくのに、1時間50分かかりました。(笑)
中脇さんの(どこかでの??)プレゼンを見せていただいたりして、
いつまでも話が尽きることがありませんでした。
この会を通して、
改めて、
「鳴く虫と郷町」のすごさを再認識。
「伊丹」のおもしろさを再確認。
とても有意義な会でした。
坂本さん、中脇さん、ありがとうございました。
吉濱さん、長谷さん、素敵でした。
最後に、扇田さん、
場所や飲食のご提供、過去の記録、レポーター部の活動記録がいっぱい詰まった素晴らしいスライドを見せていただき、本当にありがとうございました。
参加されたみなさま、お疲れさまでした。
また今年の「鳴く虫と郷町」で。